minneやCreemaでハンドメイド作品を出品してもなかなか目標には届かないなどの理由で他の販売ルートを探す人もいるかもしれません。
また作品をInstagramなどSNSで紹介していると、雑貨店やセレクトショップなどから委託販売のお誘いがあったりします。
委託販売が向いている作品、ブランドもあるとは思います。しかし、私は売れてもいないうちからすべてお断りしていました。
現在オンラインだけで最高月商43万を達成できました。
この記事では委託販売をしなかった理由をまとめたいと思います。
委託販売のメリットデメリット
委託販売するメリット
- お店にすでにファンのお客様がいる
- お客様に実際手に取りお買い物してもらえる
- ネットショップに抵抗あるお客様との出会いがある
- オーダーにつながる場合がある
- オーナーさんなど客観的な意見やアドバイスをもらえる
- 同業の仲間ができる
委託販売するデメリット
- 作品を自身で管理できない、汚れやニオイのリスク
- お店の販売スペースに合わない作品は委託料や納品送料などコストがかさみがち
- お店の集客力に左右される
- 遠方のお客様に出会いにくい
- 在庫をある程度用意する必要がある
- 価格帯を上げづらい
なにごともメリットもあればデメリットがあるのが当然です。
自分の作品が委託販売に向いているか考えてみよう
私が販売している主なアイテムは入園入学グッズ、エプロン、手袋です。
まず、販売スペースをある程度広く確保したいラインナップです。レンタルボックスのような委託スタイルのお店の場合、なかなか委託料がかさみ厳しいです。
入園グッズ、入学グッズはお店のある地域で需要のあるアイテム、サイズかどうかも重要なポイントです。
入園入学グッズは価格帯が安価になりがちです。同じカテゴリーの他のブランドさんより手間がかかるデザインを作っていたとしても、単価を上げてさらに売るのは難しくなります。
手袋の場合、サイズ展開が必要になりますが、それだけの販売スペースがとれるでしょうか…
売上目標を達成できる販路なのか考えてみよう
月の売上目標を達成できる可能性がある販路なのかを考えてみましょう。
単価3000円の時の目標達成ルート
月の売上目標3万円の場合
目標30000円÷単価3000円=10点
月の売上目標5万円の場合
目標50000円÷単価3000円≒17点
月の売上目標10万円の場合
目標100000円÷単価3000円≒34点
委託販売をした場合の経費
実際には委託料や納品時、返品時の送料など経費がかかります。
目標達成に必要な作品数を納品できる在庫があるかどうか、納品できる販売スペースがもらえるかどうか、経費を差し引いての利益が見合っているかどうかを考えてみましょう。
売りたい単価で売れるお店かどうかの見極めが重要
上記のような目標達成計画を立てた場合、その単価で売れるかどうか他のブランドの価格帯などリサーチが必要です。
納品している作家さんのオンラインショップやSNSで価格をリサーチしたり、お店のオーナーさんに質問したら教えてくれます。
まとめ 私が委託販売をしなかった理由3つ
私は他のブランドさんひしめくハンドメイド雑貨のセレクトショップのような場所には不向きと判断しました。
- 単価3500〜の価格帯で販売したかった
- 売上目標達成のため委託販売では在庫をまとめて用意できない
- 売れるものを作る受注制作を中心にしたかった
アクセサリーのように小さな販売スペースで高単価の作品を販売できるジャンルなどは委託販売のメリットは大きいかもしれません。
同じような理由でイベント出店もしたことがありません。
現在オンラインだけで最高月商43万を達成できたので、今後オンラインだけでで売上を上げていくコツなどをまとめていきたいと思います。
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