夏休みも半分が過ぎ、世の中はお盆休みの帰省ラッシュとワイドショーでよく見かけますが、我が家は日常です。
私の実家も近所なので、田舎というものがありません。両親も定年を迎え、経済的に豊かとは言えないので、一緒に旅行の経験もなく我が子達は夏休みの絵日記に毎年書くことない事態になります。
計画表の予定の欄がダンスのレッスンとリハと出演イベントしかない夏休みです。
夏休みに入ると同時に頭をよぎる児童扶養手当の現況届提出…今年も8月1日ぴったりに郵便受けに届きました。
出張所では提出不可、不便すぎる場所にある市役所に真夏に呼び出すなんて自動車免許を持たない私にとっては憂鬱でしかないです。
月給を記入したり、受け取った養育費を記入したり気持ちがいいものではありませんしね。
今回現況届の提出は3回目なのでちゃんと事前に準備をして行ってきました。
私も児童扶養手当の現況届提出についてははじめての時は不安も色々あったので、スムーズに手続きを済ますために事前に準備すべきものや今回気づいたことなどをこちらにまとめたいと思います。
児童扶養手当現況届提出のための事前準備
現況届は事前に送付されず、市役所で係の方の前で記入します。なので、事前に内容がわからない初回は窓口で戸惑う場合があるので準備をしてから出かけるようにしましょう。
児童扶養手当現況届とは
この届は、児童扶養手当の認定を受けている方の8月1日現在のご家族の状況や所得状況等を届け出ていただき、令和4年度分(令和4年11月〜令和5年10月分)の手当の支給を認定するためのものです。
なお、現況届の届出がされない場合は、令和4年度11月分からの手当が支給されませんので、必ず届出をしてください。
提出期間 令和4年8月1日〜令和4年8月31日(土日祝日を除く)
郵送や代理人による提出はできません。
令和4年度児童扶養手当現況届提出についての通知書
児童扶養手当の支給を継続するために、所得状況や世帯員の状況などを届出るもので、現況届を提出しないと11月分以降の手当を受給できなくなります。
また、2年以上現況届を提出しないと、時効により受給の権利を失います。
提出時に必要なもの
提出時に必要なものは通知書に記載されています。
私はいつも通知書のみです。必要なものが記載されていなくても、氏名や住所の変更や振込先口座の変更など該当するものがある場合は準備していきましょう。
会社員やパートなど給与所得のみの場合は、会社が申告をしてくれていますが、私のようにハンドメイド販売の事業所得があるハンドメイド作家さんは必ず確定申告を済ましておく必要があります。
養育費を受け取っている場合
養育費を受け取っている場合、いつにいくら受け取ったかをメモしていく必要があります。
毎月同額受け取れている場合は必要ありませんが、私の元夫は振込がまちまちなのでメモをとって行きます。

この養育費を記入する為に通帳を見ながらメモに控えていると、決めたはずの日に決めたはずの額が支払われないこと、催促できずに受け取れないままの養育費がどんどん膨らんでいることを実感するので気持ちがさらに落ちますね。
前年1月〜12月と今年1月〜届出日までに受け取った養育費を記入しますのでしっかり準備しておきましょう。
児童扶養手当現況届提出時気づいたこと
児童扶養手当現況届の他に、市独自の児童育成手当というものの現況届も一緒に何枚か記入したので、どちらの現況届かよくわかりませんでした。
ですが、ほぼ内容は一緒です。
- 世帯員について
- 生計維持方法について
- 養育費について
その他もあったかもしれませんが、住所や勤務先、振込先、所得、世帯員の氏名などほとんどがすでに印字されている書類でした
その場で確認される項目は、印字された内容から変更がないかの確認と月収と養育費です。
ハンドメイド作家の月収の申告額を迷う
給与所得だけなら平均額を書けばよいと思いますが、ハンドメイド作家として青色申告で確定申告をしているので、月収の記入時迷いました。
売れる月もあれば売れない月があるのが商売です。
家賃の一部や材料費などを経費計上して、青色申告特別控除やひとり親控除等受けているので、所得額が少ないのが現状…
青色申告決算書をちゃんと確認しておくべきでした。
だいたいで大丈夫そうですが、一応来年からは確認していこうと思います。
養育費の記入は前年の届出内容と違う箇所は確認される
係の職員の方、膝の上に置いた書類と記入内容に相違ないか確認しているようでした。
取り決めた養育費の額、取り決め方法、受け取り方法は毎年記入します。
その下に前年1月〜12月それぞれの受取額を記入し、1年間の合計額を記入します。
さらに今年1月〜8月届出日までの養育費の合計額を記入します。この期間分は翌年の現況届でも記入するので正しく記入しておいたほうが無難です。
はじめての現況届の時はその年の1月以降の養育費がわからず、だいたいで記入したので、次の年の現況届の時と金額が違って口頭で確認されました。
現況届事前準備まとめ
- 確定申告が必要な場合必ず済ましておく
- 月収を確認しておく
- 養育費を月単位でメモしておく(前年、今年1月〜届出日)
特に待たず、記入がスムーズであれば15分もかかりません。
中学生の学習塾費用の学習支援
我が家は中学生の長女がいるので、学習支援についての説明がありました。
学習支援については市町村によっても異なると思いますが、私の住む市は児童扶養手当受給世帯の中学2年、中学3年は希望すれば学習塾費用の支援を受けることができます。
我が子はまだ利用していませんが、高校受験へ向け塾代を心配されるシングルマザーさんはいらっしゃいますよね。

私も「習い事も塾もなんてとてもじゃないけど行かせられない!」と思ってタブレット通信講座を小学生の頃から受講させてましたが、学年上がるごと通信教材も受講料が上がるため、塾へ行って費用支援を受けてくれた方が経済的負担がなさそうです。
現状は他の習い事に週5日通っているので、時間的に塾は検討できていません。
幸い、長女はタブレット教材を活用できているので、しばらくは様子見です。
年度途中でも希望すれば支援を受けることはできるそうです。
また部活を引退したタイミングで長女と検討しようと思います。
とりあえず、今年も無事現況届は提出できました。
児童扶養手当が全額受給できるのか、一部受給できるのか、おかげさまで受給対象外になるのか…決定通知を待ちます。
想定はしていますが…。
ご家庭の状況で異なる部分はあるかと思いますが、どなたかの参考になれば幸いです。

コメント